ツーリング 〜三重県 大河内城址〜

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4月4日(土)快晴  

鳥羽城址を後にして、前回休館で御城印が入手出来なかったので攻城を断念した『大河内城址

さて今回は...

今回のツーリングの最大の山場でありクライマックスとも言うべき第二部大河内城址編です。f:id:sim_blog:20200406054451j:image

 

同日の鳥羽城址編はコチラ

www.simsnotebook.com

 

 

大河内城址

北伊勢を手中に収めた織田信長は南伊勢を手中に収めようと5万の軍勢で進軍を開始すると、南伊勢を治めていた北畠具教は8千程の兵と共に大河内城に篭城。北畠勢の奮戦により織田軍は有力武将を多数失うなどかなりの痛手を負い、更にはニヶ月もの総攻撃に落城しない大河内城と北畠勢に対して北畠具教の隠居と自分の息子を養子にすると言う条件で和議を申し入れたという。

その織田軍をも退けた難攻不落の城が『大河内城』である。

 

 

大河内地区市民センター

鳥羽城址から1時間程で到着。前回、休館のため御城印を手に入れられなかったので攻城を断念した経緯がありましたが...

(・o・;) えっ! 今回も閉まってます...

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と、そこへsimに背後から話し掛けてくる男性が...。

話をすると今年の3/31まで市民センターのセンター長をしていたと言う男性...。

向かいの駐車場に居た所、閉まっているセンターにお客様がと話し掛けてくれたそうです。

 

御城印の話をすると、最近はそういう問い合わせが多いのでフェンスのクリアファイルに入れた地図や案内に御城印も入れてありますとの事でした。

simは前回貰ったのに入って無かった... (>o<")f:id:sim_blog:20200405034347j:image

 

 

御城印

見ると北畠の家紋入りの御城印...。織田の家紋もあるのでは?と聞くと、では私が今持ち合わせている物をと元センター長の製作した御城印をお譲りして頂けました。

この大河内城址の御城印は家紋を自分でスタンプする方式でネットで検索すると

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このような家紋が中央の御城印なのですが、お譲りして頂けた御城印は

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なるほど...

さすが元センター長、センスイイじゃないですか

(。•̀ᴗ-)✧b

 

ただ、御城印がデカイです(>o<")

他の三重県の観光協会関係の御城印は特に小さいのですが...

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御城印帳にも入りませんよ〜(^o^;)f:id:sim_blog:20200405071914j:image

 

と、言うことでホントなら再度手に入れられなかったハズの御城印も手に入れる事が出来て良かったです。

元センター長さん、ありがとうございました。

 

 

攻城

幸運にも御城印を手に入れられる事が出来たので前回断念した攻城に向かいます。

フェンスに攻城順路があったので写真に撮りそれを手に取り攻城です。

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川沿いを数100m歩き大手門から入ります。広く数段の曲輪があり攻城する私を出迎えてくれます。

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かなり急で足元の悪い山道を登って行くと石積みが見えて来ました。

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馬場はかなり広く季節的に桜が咲き誇りとても綺麗でした。
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納戸跡の前を通り本丸へと続く階段を登って行くと本丸と西の丸へと分かれる分岐に差し掛かります。
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本丸へ到着です。
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西の丸に向かう途中に橋が掛けられていましたが、かなり狭く高低差のある谷でした。これが織田軍を苦しめた難攻不落の大河内城のまむし谷。今はかなり木がお生い茂りハッキリと全景を見れませんが、それでも攻め難さは分かる気がします。
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一番奥に当たる西の丸です。
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二の丸
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二の丸から続く搦手門より下山しました。f:id:sim_blog:20200405083127j:imagef:id:sim_blog:20200405083147j:imagef:id:sim_blog:20200405083220j:image

 

 

まとめ

ここがかつて織田軍を苦しめ武力制圧する事の出来ず、信長より和議を勝ち取った大河内城。血戦と呼ぶに相応しい戦いがあったと感じさせない様な、のどかな美しい自然の風景とのギャップが印象的な城址で、実に見事に当時が感じ取れる様に保存されていました。

市民の方が作られているMapや城址内での立て札も親切で分かり易くて有り難かったです。

伊勢参りに行く途中にでも立ち寄ってみて下さい。

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そして時間は15時少し手前...

次の目的地である亀山城の閉館時間は16:30

間に合うのか...

次回、ハラハラドキドキの亀山城址編へ